待っている四人(1968)
バーバラ・ヘップワース(1903-1975)
ブロンズ
東京国立近代美術館
ブランクーシが大好物のわたしはこの作品も好みです。ふと、ブロンズってよく言うけど素材は何なんだろうとwikiで調べてみると、青銅のことなんだそうです。でも青銅って言うくらいだからあの青とか緑の金属でしょ、と思ったんですが、添加物(錫)の量が少なければ10円玉のような純銅の色になり、多くなると金色から白銀色になるとのこと。さらに磨き上げて加工をするとこの作品やブランクーシのような光り輝く金属色になるんだそうです。鉄より堅さも強度も劣るが、加工がしやすく錆びにくい、とのことで素材として好まれているんでしょうね。この色と質感が大好きです。
さて、この四人は一体なにを待っているんでしょうね~(特に穴のあいた人)