カジノのホール(1920)
キース・ヴァン・ドンゲン(1877-1968)
油彩/キャンバス
国立西洋美術館
背中を向けている白いドレスの女性を中心に、ホールの奥行きがよくあらわれています。パステルカラーの色使いに、ちょっとローランサンを感じましたが、あそこまでふにゃふにゃではなく、かっちりとした作品になっています。何といっても配色がいいです。おしゃれですよね。ドンゲンは晩年は余りいい絵を描いていなかったようですが、この絵は好きです。