カメラに興味を持ったのは40歳近くなってからです。フィルムカメラも1,2年の間は使いましたが、そのあとすぐにデジカメが出てきたので、それ以降はフィルムカメラは使いませんでした。カメラを始めたことを職場で話題にすると、それまでまったくカメラの話題など出なかったのに、教えてくれる先生が次から次へと登場してきたのは面白かったです。被写界深度や絞りとかの専門用語も教えて貰いました。カメラ雑誌などを読んでいれば徐々に解っていくのでしょうが、やはり近くに居る人に教わった方が覚えは早いでね。
主な被写体はにゃんこでした。我が家の猫と近所の野良を撮っていました。どうもわたしには収集癖というものが欠けているというか、溜まってくると処分したくなってくるので、当時のフィルムもデータも全く残っていないのが今になってみると残念です。
今はスマホでそこそこの写真が撮れるので、ほとんどはスマホで用が足りるのですが、最近になってブログにアップする写真をもう少し良くしたいと思うようになり、ほこりを被っていたコンパクトのGRデジタルを再び使うことが多くなっています。両者の画質の違いですが、素人が使っている分には画質の違いはまったく気にならないと思います。それだけ今のスマホが優秀なのでしょう。ただし、撮影のレスポンスはさすがにGRの方が優秀です。スマホとは違って撮影時の音が消せるので展示室内でもそれほど気を遣わずに済み、またホールド感も良いので結果的に良い写真が撮れているような気がします。
GRは初代、Ⅱと買い換えて、今はⅢです。Ⅳ以降も出ているようですが、今のところ買い換えようとは考えていません。これで十分満足です。
でも山へは単焦点では足りないので一眼を持っていきます。ペンタックスのK-5です。これも初代機からK-5に買い換えて今に至っています。レンズは色々買いましたが、手元に残っているのは写真の3本だけです。単焦点は31mm、あとは魚眼と望遠レンズです。単焦点と望遠にはPLフィルタを付けています。これだけあれば十分です。
カメラ本体と3本のレンズを、このKATAの大きめのウェストポーチに入れ、腰に巻いて山に登ります。登りが急で動きにくいときにはリュックの中に入れます。
GRもK-5も頑丈で、積雪期でマイナス20度以下の浅間山でも使いましたが、まだ一度も壊れていません。もっともスマホも壊れていません。要は出しっぱなしにしないですぐに仕舞うようにすれば大丈夫かと思います。