2019年11月1日から11月24日まで
国立新美術館
全身を構成するリング状のパーツ、胸と手の青銅、そして穏やかな表情を浮かべた、これは真鍮の上から何かでコーティングしてあるんでしょうか、ゼリーというかコラーゲンっぽいもので覆われているように見える頭部が実に魅力的です。
玄関の外、インターホンの脇に置きたいです。すぐに誰かに持って行かれちゃいますね。(-_-)
ああ、持って帰りたい。
みんな大好きな縁側です。日射しが暖かくって、雀がちゅんちゅん鳴いていて、隣で猫が寝そべっていて、通りから近所の人が挨拶している聲やら自転車の音が聞こえてくる、あの縁側です。ここでは時間が止まるんですよね。
陶器でできた巨大な建造物とか宇宙船とかもありなのかも知れないとこれを見ながら思いました。実際セラミックはいろんなところで使われていますしね。
題名がそそります。
わたしは映画2010年宇宙の旅(2001年ではなく2010年のほうです)の、長方形のモノリスが何十何百万と集まっている場面を思い出しました。これは三角形のモノリスですね。
この軽やかな躍動感。風を感じます。
うーん、なんか、この丸みと曲線が悩ましいんですよね。
どの方向から見てもやっぱり悩ましいのです。