若い女の胸像(マーサ嬢)
若い女の胸像(マーサ嬢)(1916から1917頃)
アメデオ・モディリアーニ(1884-1920)
油彩/キャンバス
松岡美術館
いままで見たモディリアーニの作品の中では一番好きかも知れません。モディリアーニはナビ派ではないのですが、この作品はちょっと離れて見ると色の面の境界がはっきりと別れているクロワゾニスムのような感じがあり、シンプルで非常に落ち着いた印象を受けます。35歳という、アーティストとしてあぶらがのっている時期に肺結核で亡くなったのは残念の一言です。