眠れるミューズⅡ
眠れるミューズⅡ(1922/76)
コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)
研磨ブロンズ
川村記念美術館
川村記念美術館に実際に観に行ってきたのですが、この美術館は写真撮影はNGだったのでgoogle検索で引っかかった画像Aを拝借しました。画像Bも同様です。
こちらの画像Bはパリのポンピドーセンターの、眠れるミューズⅠ(1910)です。
色については照明や撮影条件によって変わってしまうので置いておきます。
- Bは汚れというか錆びが目立ちます。意図的な汚れなのかは不明。
- Aは左耳を下にして横たわっている。Bは右耳を下にしている。
- AはBに比べてより凹凸が少なく、よりのっぺりとしたように見える。
(汚れがないからそう見えるのかも知れません)
Aは実物もこの画像と同じ印象でした。Bは実物を見ていないので写真の印象と同じかどうかは判りませんが、どちらが好みかというと圧倒的にBの方です。そもそもウェブでこの画像Bを見て、実物を見たくてたまらなくなり川村記念美術館まで観に行ったのですから。
このゴトンとした感じ。この画像を見たときに、そのゴトンという感触と、重みまで手に伝わってきました。画像Aではその感触は伝わってこず、実物でも伝わってきませんでした。何が原因なのかは判りません。立体感なのか、右向き左向きの違いが関係しているのか、写真の色の濃度による印象の違いなのか。一度実物を観に行きたいですけどねえ、、パリかあ。(まだ沖縄も北海道も行ったことないのに・・)