SUNSET SUNRISE
2022年2月15日から5月8日まで
豊田市美術館
小林孝亘(1960ー)
On the beach –vessel(2022年)
作家蔵
油彩、カンヴァス
この展覧会は小林孝亘展ではないのですが、他作家の作品は一度見たものも多く、ほぼ小林孝亘作品しか目に入ってきませんでした
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以下、会場の説明パネルより抜粋
海の近くで暮らすようになって10年になる。
暮らし始めてから、よく海辺を散歩するようになった。海や空の色はいつも違っていて、雲も決して同じ形の日はなく、刻々と変化していく。雲を追っていくと、視線は上へ上へと移り、飽きずにずっと眺めていられる。海を見ていると自然に遠くに目がいって、視野が広がってきたと感じている。
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小林孝亘(1960ー)
Corpse candle(2015年)
作家蔵
油彩、カンヴァス
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以前から描いていた森のイメージは、描き始めた頃は「深い森の中」という設定で描いていたから、画面全体が緑で覆われていた。
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小林孝亘(1960ー)
Home(2022年)
作家蔵
油彩、カンヴァス
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森をさらに深く進んでいくうちに、ある時点から徐々に開けていって空が見え始め、その割合が少しずつ多くなっていった。
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小林孝亘(1960ー)
On the beach –chair(2022年)
作家蔵
油彩、カンヴァス
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そろそろ森を抜けそうな予感の中で、制作ノートに海辺の風景を描くようになり、机や壺、積み木などが砂浜にある風景を紙に油彩でドローイングするようになった。
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小林孝亘(1960ー)
Hard Shell(1992年)
作家蔵
油彩、綿布張りパネル
思えば、この潜水艦シリーズからはじまってですよ、、
小林孝亘(1960ー)
Water Fountain(1994年)
東京国立近代美術館
油彩、カンヴァス
木漏れ日シリーズとかもありましたね、、
小林孝亘(1960ー)
Portrait –resting cheeks in hands(2006年) 西村画廊
油彩、カンヴァス
途中にはポートレートシリーズや、、
小林孝亘(1960ー)
Sleeping bag (blue)(2010年)
作家蔵
油彩、カンヴァス
それからこういう段階を経てですね、、
小林孝亘(1960ー)
Pillow(2021年)
作家蔵
油彩、カンヴァス
静物画シリーズもありました、、
小林孝亘(1960ー)
Block(2022年)
作家蔵
油彩、カンヴァス
それがこういうところに行き着きますか、、
On the beach シリーズやこの作品などはもう突き抜けてしまった感に溢れていますね
この先は一体どうなってしまうのでしょうか
いちファンとして期待と不安でいっぱいです