絵画
絵画(1953)
ジョアン・ミロ(1893-1983)
油彩/キャンバス
国立西洋美術館
夏休みとかに美術館で、絵を見た子ども達の感想文が横に貼られている企画がありますが、その感想文を読みたくなる絵です。どうしても大人になると感性が固定観念でガチガチになってしまって、自由な感覚で物を見ることができなくなってしまいます。子どもの素直な感性はそれを壊してくれるのです。
実際いまのわたしにはこの赤い円はもう太陽以外の何物にも見えないのですが、子どもの感性では動物だったりお菓子だったりお母さんだったりする。大人にとってはその感性が嬉しい驚きなのです。