浮彫アプサラス像
浮彫アプサラス像
カンボジア・バイヨン
アンコール時代・12~13世紀
砂岩
フランス極東学院交換品
東京国立博物館(東洋館)
この小さな画像では伝わらないと思いますが、女性の身体の丸みと柔らかさが感じられる、非常に悩ましい彫刻です。真ん中でまっぷたつに割れてしまっているのが残念ですが、完全な状態の彫刻はさぞ美しかったでしょう。アプサラスとは水の精のことで、天上界の踊り子だそうです。