第82回 新制作展(二)
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ルーベンスの「十字架昇架」やドラクロアの「民衆を導く自由の女神」などの叙事詩的で壮大な、西洋の古典絵画へのオマージュを感じさせる作品です。それにしても重そうですね。大半の動物はまったく役に立っていないような気もしますが、参加することに意義があるのでしょう。
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ああ。溜まりにたまったストレスが一瞬で消えて無くなる作品です。光と影と緑。何も言わずにただじっと見ていればいいのです。和菓子の王道がつぶあんだとしたら、絵画の王道はやはり風景画でしょう。
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梅雨が明けてさわやかな初夏に向かうような、キラキラとした明るい日射しが綺麗な作品です。右側のじめじめ感と左側の爽やか感の対比がいいです。背景の金箔を貼ったようなタイル状の跡が、琳派の伝統的な日本画を感じさせて、一段と格調の高い作品になっています。
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象が5,6頭(1頭は南国風の青いお姉さんに紐で釣られていますw)、ダチョウ1羽、ヒマラヤ山脈のおいしい水、ボブカレー(レゲエ風味でしょうかw)、タンドリー娘www、入れすぎです。少し整理しないと冷却効果が落ちますよ。犬や猫、カエルや猫の帽子をかぶった子ども達も普通に入っています。文字で描写のし甲斐がある楽しい作品です。
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林立するビル群が壮観です。窓に映っているのは夕日に照らされた別のビルなのか、それとも夕日そのものか。綺麗に整列したオレンジ色の帯がデジタルインジケーターのようです。
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不自然に傾いている青ざめた生気のない顔には死を感じます。画面下には死と反対の生命力を感じさせる密教的なシンボルが並び、背景には神聖さと栄華を思わせる黄金が使われています。見る人はこの絵にどのような物語を感じるのでしょうか。イコンとして永く愛される作品になりそうです。