第14回 春季二紀展(1)
2019年3月25日から31日まで
東京都美術館
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交通公園とかに遠足の光景でしょうか。古びたちんちん電車が実にいい錆び具合です。
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壁にこういう絵が掛かっていると、ついぼうっと見てしまいます。あたりに散りばめられた図形やら生き物やらを眺めて、あの逆円錐形は何を意味しているのだろうとか、別に何の意味も無いのだろうとは思いつつも、何か人の頭の中を覗いているような気持ちになるのです。
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写真ぽく感じて近くに寄ってじっと見てみたのですが、写真ではありませんでした。アクリルとか何かでしょうか。左側に少しアスファルトのような地面が残っているのがおしゃれです。ただの地面と雑草なんですけどね。額縁の中に入るとどうしてこうも魅力を感じるのでしょうか。
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水滴がリアルで綺麗。フレッシュジュースとかを飲まなくても、この絵を見るだけで爽やかでみずみずしい感覚が脳内に拡がります。
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王や神官、竜のような神獣も描かれています。それぞれの彫刻が魅力的です。遺跡のちぎれ方もそそりますね。本来は0の中に短い縦棒が入るモニュメントだったのでしょうか。その下方に放射状に拡がる町並みが、この遺跡の壮大な感じを増幅させています。
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木の幹やら細い枝だけで、よくもまあここまで表現ができるものなんですね。
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思わずあたまをなでなでしたくなるほどの可愛さでした。