モダンウーマン展
―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち
2019年6月18日から9月23日まで
国立西洋美術館(新館二階、常設展示室)
現在、国立西洋美術館では企画展として松方コレクション展が開催中です。いつも常設展示室に展示されていた松方コレクションのうちかなりの点数が企画展示室に移された代わりに、新館二階の部屋ではこのモダンウーマン展が開催されていました。
これがかなり良かったです。特にマリア・ヴィークが好みでした。
![](https://i0.wp.com/redtabby.tokyo.jp/wp-content/uploads/2019/07/R0002597.jpg?fit=680%2C1018&ssl=1)
マリア・ヴィーク
別れ、石垣のための習作
1883年
油彩/板
なんか少しキュビスムが入っているようなブロック状に描写された作品ですが、時代としてはピカソの前の時代です。何とも言えないやさしい感じが伝わってくる作品です。
![](https://i2.wp.com/redtabby.tokyo.jp/wp-content/uploads/2019/07/R0002603.jpg?fit=680%2C790&ssl=1)
マリア・ヴィーク
教会にて
1884年
油彩/キャンバス
この作品と次に紹介する作品は写真を元に絵画にしたような、そんな雰囲気を感じます。
![](https://i0.wp.com/redtabby.tokyo.jp/wp-content/uploads/2019/07/R0002605.jpg?fit=680%2C546&ssl=1)
マリア・ヴィーク
ボートをこぐ女性、スケッチ
1892年
油彩/キャンバス
スナップ写真をそのまま絵にしたような、そんな構図ですね。
![](https://i0.wp.com/redtabby.tokyo.jp/wp-content/uploads/2019/07/R0002601.jpg?fit=680%2C805&ssl=1)
マリア・ヴィーク
古びた部屋の片隅、静物
1880年
油彩/キャンバス
静物画も魅力たっぷりです。