第21回 高校生国際美術展(1)
2020年8月5日から8月16日まで
国立新美術館
祖父のマチェーテ
シティ・ヌ・バスィラ・シャーザニ・ビンティ・マーリ・シャー
遠目だと実物に見えました。特に柄の質感が高いです。でも何よりも、祖父のマチェーテと言うモチーフにぐっと来ますよね。
見えないし消えない
森定 夏彦
魚眼レンズのように歪んでいる表現の作品は時々見かけますが、顔の真ん中がぽっかりと開いて海辺が見えているのは面白いです。タイトルも良い感じです。
死の濤
和田 鷹一
今回は高校生らしいというか、自意識と頭でっかちで苦しんでいる、その痛みを感じる作品が多かったように感じました。自分の青春時代も、なにか甘酸っぱく爽やかな感じとともに思い出しながら、懐かしい気持ちで鑑賞しました。
都合が悪いモノクロ
林 双葉
タイトルでぐっとくる作品も多かったです。青春だなあ。
深海千mの零落と溶けた金濁の脳溝
高橋 宇音
目元のコウモリ、イチゴの鼻、顎の上の香車と桂馬。青春だなあ。(こればっかり)
私は希望をみる
杉山 真菜
火事なんでしょうか。でも天井からぶら下がっている植物らしきものは一体何だろう、などと思いながらもタイトルを見ると、うーんなるほど。不穏な感じもしますが、理解出来るような気持ちもあります。
over flow
土戸 彩
スペクタクルな終末景色の中に、何か爽やかな希望を感じる不思議な作品です。
会場風景です。がらがらです。小田急線や京王線もがらがらでした。毎日利用している近所のスーパーの方がよほど密です。早いところ、このコロナ不況が収まりますように。