第104回 二科展(2)
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大好きなターコイズブルーが目に飛び込んできました。埴輪の名作「踊る人々」を彷彿とさせる動き。背景の装飾も品が良くて好きです。
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スマホやパソコンの小さな画面ではわからないでしょうが、近くで見ると引き込まれそうになるような迫力を感じます。
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あちらこちらに人体のパーツらしきものが散見されるのですが、それでいてまとまり感というか凝縮感すら感じる作品です。
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鉱石、地形、腐食、様々なものを感じます。マティエールも手で触って確認したくなるような凹凸感です。以前どこかの美術館で彫刻を触って楽しむ展覧会をやっていましたが、絵画も目で色や形を楽しむだけではなく、マティエールを手で触って楽しむ作品が出てきてもいいのかも知れません。作品の毀損が問題になっちゃうんでしょうけどね。
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森の中のような、川沿いのような、鉄条網、工場も少し感じます。見ている内にさまざまなイメージが沸いてくる作品です。
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この1枚の絵から何か壮大な物語が生まれそうです。色合いもフォルムも力強い、生命力あふれる作品。