第21回 日本・フランス現代美術世界展(2)
宙に咲くサガリバナ
津江 三千子
日本画です。水飛沫とサガリバナが綺麗。金箔がきらめいていますが、豪華という感じはなく、きらきらとした不思議な爽やかさを感じる作品です。
一致
ウィルモ マリ-ドミニク
拡大しないと解らないと思いますが、シボ加工のような点々がかしこに配置されています。色合いも点々具合も心地よい作品です。
パリの向こう
トゥオズ ダビド
異次元への入口のような、このカクカクした渦が新感覚です。見ている内にどんどん引き込まれていきます。
時空
川島 正行
水墨画です。パソコンモニタ程度の大きさだと、この静謐さは伝わらないでしょう。
朝焼け
大和田 明代
上の水墨画もそうですが、色も雰囲気もパソコンの画面だと限界があります。展示室で感じたあの感動が得られないもどかしさ。
楽人Ⅱ-つづみの調べ
亀島 利子
この独特な色気は何なんでしょうね。視線か質感か。面白いです。
洞窟の壁画
竹中 桂子
細胞とか化石のようなプリミティブな形状に、やや暗めの鮮やかな色調。重たい感じですが、見ていて全然飽きません。