第22回 高校生国際美術展
2021年8月4日から8月15日まで
国立新美術館
前田 早稀
壁ぎわ
(コラージュ)
身の回りの物や人間を細部まで観察してゆくと原子や分子や細胞にたどり着くのと同様に、この作品も切り抜きの文字やら模様やらにたどり着きます
モノ自体、存在自体の魅力と、それを構成する物をたどって行く面白さがあります
ステファン・グレディッチ
浮遊する街
デジタル画
昨年の海外作品は、コロナ禍により作品の郵送が間に合わず、デジタルプリントでの展示である旨の但し書きがあったのですが、今回の海外作品は初めから全てがデジタルプリントのようです
映り込みでちょっと見にくくなってしまったのが残念ですが、箱庭的な魅力満載です
芝崎 理香子
一千万の鳥
(油彩)
何か面白い雰囲気を感じた作品
何でしょうね、、説明できません
石岡 舞桜
自画像
(油彩)
表情から照れくささと誇らしさの両方を感じた作品
なんか嬉しくなります
川上 竜平
ここ、そこ、どこででも
(油彩)
花鳥風月や大自然の魅力、大都会の華やかさ、でも普段見ている何気ない風景も味わい深いです
藤本 一那
夕暮れ時の街並み
(アクリル)
上の作品もそうですが、日常の光景を肯定できる、と言うことほど幸せなことは無いですね
長浦 梨音
昭和のかをり
(油彩)
一番上のコラージュ作品と同様の魅力を感じました
情報量の多さ=魅力なんですね
もっともどんな情報でも良いという訳でも無いのでしょうが
小野寺 舞広
令和チョコレート
(発泡スチロール)
そうか、いまだに明治チョコレートって何かおかしいよな、と思った作品
この作品に関しては「お手を触れないでください」という注意書きよりも「食べないで下さい」のほうが良かったような気もします